【日本茶コラム】一杯に宿る手間と技 美味しい抹茶を生む、日本茶の伝統製法

【日本茶コラム】一杯に宿る手間と技 美味しい抹茶を生む、日本茶の伝統製法

【日本茶コラム】一杯に宿る手間と技

美味しい抹茶を生む、日本茶の伝統製法


ふんわりと立ちのぼる香り、まろやかな甘み、深い緑の色合い――。
そんな五感を満たす抹茶は、古くから受け継がれる日本茶文化の結晶ともいえる存在です。
一見、粉末状のお茶というシンプルな形をしていますが、実はその製法はとても繊細で、手間と時間を惜しみなくかけて作られています。
 
◆抹茶ができるまでの工程
 
抹茶の原料となるのは「碾茶(てんちゃ)」という特別な茶葉です。
この碾茶は、普通の煎茶とは異なり、収穫前の20日以上、黒い覆いで直射日光を遮って育てられます。こうすることで苦み成分のカテキンが抑えられ、旨みと甘み、そして芳醇な香りが引き立つのです。
その後、丁寧に蒸され、葉脈や茎を取り除いた葉の部分だけが乾燥され、石臼でじっくり挽かれて抹茶になります。この「石臼挽き」も、1時間にほんの数十グラムしか挽けないという、まさに匠の技。
 
だからこそ、ほんのひと口で驚くような美味しさが広がるのです。
 
◆新緑園の通販で楽しむ本格抹茶
 
以前は茶道の世界で親しまれていた抹茶ですが、いまでは通販を通じて、全国の名園からこだわりの抹茶を気軽に購入できる時代になりました。
おうちで茶筅を使って丁寧に点てるも良し、ミルクやスイーツにアレンジするのもおすすめ。
特に夏場は、氷水でゆっくり溶いた「冷抹茶」が人気です。
抹茶ならではの爽やかで奥深い香りが、涼を運んでくれます。
 
古来より大切にされてきたお茶の技術と文化が詰まった「抹茶」。
その一杯の背景を知ることで、もっと豊かに、もっと丁寧に味わえるはずです。
新緑園の通販で見つける、あなただけの“とっておき”の抹茶。
ぜひこの機会に、暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。



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