
【日本茶コラム】秋のお茶の楽しみ方
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残暑が続いていますが、暦の上ではもう秋ですね。皆さん、”蔵出し茶” をご存じですか?
今回は煎茶の一つの製法である、蔵出し茶の楽しみ方についてご紹介します。
角がとれたマイルドな風味の「蔵出し茶」
春に収穫した一番茶を昔は蔵で、現在は保存室や冷蔵庫で寝かせてから秋に焙煎したお茶のことで、「秋の新茶」「熟成茶」「蔵出し熟成茶」とも呼ばれます。
ひと夏の間じっくり低温保存することで、新茶が熟成され角がとれて旨みがたっぷりと引き出されます。
秋のお菓子にぴったりの「秋のお茶」
蔵出し茶の味は、薄っすら感じる甘味が舌に余韻として残る、上品さが特徴です。
新茶は初々しさ(渋味・爽やかさ)が舌に残りますが、蔵出し茶は上品さが残ります。
熟成されることで、味と香りが力強く表れ、コクがお茶に滲み出ます。
また強めの火入れによる、香り立つ焙煎が特徴です。
おはぎや栗きんとんなど和菓子はもちろん、スイートポテトやアップルパイなどの洋菓子にもよく合います。
お好きなスイーツと一緒に、秋の風情を感じながらお過ごし下さい。
新緑園の通販では秋の美味しいお茶、「蔵出し茶」を取り扱っております。
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