【日本茶コラム】ペットボトル症候群にご注意ください

【日本茶コラム】ペットボトル症候群にご注意ください




毎年夏になると、熱中症の危険性が大きく取り上げられていますが、それにも関わらず、高齢者の患者数が増えています。
対策も実に様々な話題になっていますが、なにより基本で欠かせないのが「水分摂取」です。
「とにかく水分を摂れ」という意識が広がりつつあります。しかしここへきて、「ペットボトル症候群」という言葉が浮上してきました。
これは、「飲みものの選び方しだいでは深刻な病気になる」というお話です。あなたの熱中症対策は大丈夫でしょうか。

 
清涼飲料水・ケトーシス

症状としては急性の糖尿病で、糖分の入った清涼飲料水、スポーツドリンクなどを連日大量に飲み続けることによって、体内に「ケトン体」という物質が過剰になり、さまざまな障害が起こります。ペットボトルで飲むことが多いので、「ペットボトル症候群」と言われるようになりました。ちなみに、糖分の入った飲料であれば、もちろんペットボトルに限らず缶入り、紙パック入りなどでも「ペットボトル症候群」は起きます。


発症の経緯

糖分を含む清涼飲料水を摂取すると、血糖値が上昇します。これを正常に戻すために膵臓(すいぞう)から血中にインスリンが分泌されて、食事等から摂取して分解されたブドウ糖を細胞内に取り込みエネルギーに変えます。しかし糖分の摂取が急激に多くなってそれが継続されると、インスリンの働きが悪くなり、ブドウ糖を細胞内に取り込めずブドウ糖からエネルギーを得ることができなくなります。すると、体内では脂肪を分解してエネルギーの調達を始めます。この脂肪の分解の際にできる副産物が「ケトン体」と呼ばれる三種類の物質(アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトン)であり、ケトン体が非常に多くなった状態のケトーシスとなります。


症状

基本的な症状は糖尿病と同じで、喉が渇く、倦怠感(けんたいかん)、イライラ感、ひどいときには意識障害がおこることもあります。

 
飲み物の選択を慎重に

一般的に暑いときの水分補給に適しているといわれるスポーツドリンクには相当量の糖分が含まれています。味は薄目に感じるスポーツドリンクでも、500mlで25g、角砂糖にすると約8~12個分の糖分です。人が1日に摂取する糖分は20~40gまでがよいと言われていますから500mlのドリンクを1日2本飲んだら、それだけで過剰となってしまうのです。
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