【日本茶コラム】常滑焼
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常滑焼(とこなめやき)
常滑焼(とこなめやき)は、愛知県常滑市を中心として、その周辺を含む知多半島内で焼かれるせっ器で、 日本六古窯(にほんろっこよう)の一つです。平安時代の後期に猿投窯(さなげよう)の流れをくんで誕生し、古常滑とよばれる初期のものは大変歴史が古く、日本六古窯の中でも最古で最大規模の産地です。味がまろやかで大変美味しくなるので、新緑園でも「常滑焼」を好んでよく使用しています。
【常滑焼の特徴】
・原料に含まれている鉄分を赤く発色させる技法が使われています。
・重要無形文化財にも認定されている約150年の歴史ある朱泥急須は、常滑焼を代表するやきものです。
・お茶を淹れると、朱色のもとである酸化鉄とお茶のタンニンが反応を起こし、お茶の渋みや苦みがちょうどいい塩梅で取れ、まろやかな味わいになるといわれています。
【新緑園のおすすめ】
南景製陶園の急須・お湯呑み・お茶のセット商品です。
※こちらは常滑焼ではございません。