【日本茶コラム】玄米茶の淹れ方
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玄米茶の淹れ方
老若男女に好まれる玄米茶。 あっさりとした味わいでカフェインも少ない玄米茶はたっぷりとお楽しみ頂けますね。
新緑園では、少し多めの茶葉に抽出のお湯は熱湯で構いません。 独特の香ばしさをご堪能いただけます。
玄米茶は、番茶(稀に煎茶)を強火で加熱したものと、蒸してから炒って狐色になった玄米や爆ぜてポップコーン状になった玄米とを、ほぼ同量ずつ混ぜたものです。食塩や抹茶を少量加えた物や焙じた玄米だけの商品もあります。
戦前に、鏡開きのときにできる餅屑を勿体無いと考えた茶商が、これを炒って茶葉に混ぜたのが始まりとされています。
日本茶としては番茶やほうじ茶と同位に位置づけられ、高級な部類ではありませんが、あっさりとしており、香ばしい香りと味が特徴です。 淹れるときには、時間をかけるとタンニンが出て渋くなるので、沸騰した湯で短時間で抽出するのがコツです。
玄米茶の香りのパワーでリラックス
玄米茶に含まれる香り成分ピラジンにより、脳がリラックスモードに入ると言われます。
玄米茶のリラックス効果を最大に引き出すには、香りを出すために沸かしたての熱湯でいれるのがおすすめです。
早速、玄米茶の淹れ方の基本をご紹介しましょう。
玄米茶の淹れ方
お湯を茶碗に八分目まで注ぎ、茶碗を温めます。
適量の茶葉を急須に入れます。5人分なら玄米茶はティースプーン5杯が目安です。
高温のお湯を急須に注ぎ、茶葉が開いて玄米茶が抽出するのを30秒静かに待ちます。この時のお湯の温度は95度が目安です。
※長めにすると味が濃くなります。
※香りを出すため、必ず高い温度のお湯を入れましょう。
注ぎ始めと終わりで濃さにかなり差があるので、少量ずつ茶碗に注ぎ分け、味を均等にします。
A→B、B→A、A→Bと注ぎ分けます。これを廻し注ぎと言います。
ここを丁寧にするとみんなに美味しいお茶がいきわたります。
⇒ 急須で淹れたお茶の効能
新緑園のオススメは「特撰玄米茶」
玄米・抹茶ともに最高ランクの物を使用し、玄米茶の良さを引き立てる「ぐり茶」をブレンドしました。 低カフェインであっさりとした味わいです。
特撰玄米茶 80g